スタッフ紹介
技師2名、事務員1名の合計3名で業務を行っております。
放射線科について
放射線科は単純エックス線撮影・CT撮影・透視撮影・骨密度測定等の業務をしております。現在画像はデジタル化・フィルムレス化の方向に進んでいる為、当院のシステムにおいても病院全体にネットワークを組み画像データを配信しております。
※デジタル化・フィルムレス化を目指してはいますが最低限フィルムとして出しております。
高度な画像情報や正確な検査結果を臨床サイドに提供し、患者様に安心して検査や治療を受けていただけますよう心がけております。
検査や撮影機器の多くが専門的なもののため馴染みが深くないぶん、患者様には出来るだけ丁寧に説明するようにも心がけております。
疑問などわからないことがありましたら、ぜひご質問くださいますようお願いいたします。
CT検査について
CTとはComputed Tomographyの略で、日本語でコンピューター断層撮影です。X線を身体の360度方向から当て、透過してきたX線を収集します。それをコンピューターで処理し、身体の輪切りにした画像を得ることが出来ます。輪切りだけでなく様々な方向の断層像や立体的な3D画像も作成することが出来ます。
断層像により病気の位置・形状・大きさ・周辺臓器との関係を把握することが容易になり、これにより身体の中をより詳しく検査することが出来ます。通常の胸部や腹部の一般撮影では見つけにくい小さな病気や、微細な変化を見つけることが可能です。
検査説明
- CTの検査は、寝台に仰向けに寝ていただくだけです。痛みもなく身体の中の様子を調べることが出来ます。検査時間は撮影部位にもよりますが、約5〜15分です。
- 基本的にCTの検査はその日のうちに検査を受けることが出来ます。ただし、食事制限が必要な場合や造影剤を使用する場合は予約を取っていただきます。
- 撮影部位に応じた検査の説明を担当技師によりご説明しますのでご協力お願いします。
- 撮影中は身体を動かさないようにしてください。
- 胸部や腹部の検査では、呼吸の合図に合わせて息止めをしていただきます。
MRI検査について
MRIとはMagnetic Resonance Imageing の略で、日本語で磁気共鳴画像です。MRI検査はレントゲンやCTのようなX線は使わないで、強力な磁場を用いて身体の断層画像や立体画像を作る検査です。
これにより、病変の位置・形状・大きさ・周辺臓器との関係を把握することが容易になり、身体の中の様子をより詳しく検査することが出来ます。通常の一般撮影では見つけにくい小さな病気や、微細な変化を見つけることが可能です。
CTとMRIの違い
MRIではX線を用いないため被ばくがありません。また、造影剤という薬を使わないで血管撮影を行うことも可能です。検査中大きな音が出るのも特徴です。
CTでは頭部外傷や出血、胸部などの呼吸器領域が優れています。
MRIでは脳梗塞や脳腫瘍、四肢や脊髄などの整形外科領域が優れています。
このような特徴を使い分け、見たい病気によって検査をします。
検査説明
・MRIの検査は寝台に仰向けに寝ていただき、コイルと呼ばれる装置を見たいところに付けて撮影します。痛みもなく身体の中の様子を調べることが出来ます。検査時間は撮影部位にもよりますが、約20〜30分です。
・撮影部位に応じた検査の説明を担当技師よりご説明しますのでご協力お願いします。検査中は大きな音がしますが、当院の装置は耳栓をするほどではありません。ご希望がありましたら耳栓も準備しています。
・撮影中は身体を動かさないようにしてください。
・金属やカード類は検査室に持ち込めません。
・ペースメーカーをしている方や刺青している方、妊娠中や妊娠の可能性がある方は、医師・担当技師にお伝え下さい。